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こどもの顎関節症の症状と原因とは?治療法や注意点も解説!

こんにちは。東京都八王子市にある歯医者「相沢歯科」です。

顎が気になる女の子

顎関節症では、口を開け閉めする際に痛みや違和感などの症状が現れ、食事や会話に影響を及ぼすことがあります。

この記事では、こどもの顎関節症の主な症状と原因を詳しく解説します。どのような生活習慣が関連しているのか、また現代の食生活がどのように影響しているのか、さらに、効果的な治療法やこどもの顎関節症を防ぐための注意点についても紹介します。

こどもの顎関節症の症状

顎関節症の子供

こどもの顎関節症の症状は、大人の顎関節症のものと変わりありません。口を開けたときに音が鳴ったり、痛みが出たりします。

また、頭痛や肩こりなど、全身症状につながることもあります。

口を開けたときに音が鳴る

口を開けたり閉めたりする際に、「カクッ」という高い音や「ゴリッ」という鈍い音が聞こえることがあります。これは、顎関節の内部にある関節円板の位置がずれることによって引き起こされます。

口を開け閉めするときに痛みが生じる

顎関節症では、口を開けたり閉めたりする動作、または物を噛む際に痛みを感じることがあります。特に何もしていない時にも、顎全体に重く鈍い痛みを感じることもあるでしょう。

この症状は、食事や会話が困難になるなど、日常生活に影響を及ぼすこともあります。

口を開けづらくなる

顎関節症が進行すると、口が開きにくくなることがあります。顎関節内の関節円板がずれて引っかかることが原因です。

顎の動きに制限が出ると、日常生活で不便に感じることがあるでしょう。時には痛みを伴うこともあります。

奥歯に痛みを感じる

こどもが顎関節症になると、咀嚼筋の凝りによって重苦しい痛みを感じることがあります。実際には奥歯に問題がなくても、まるで奥歯が痛んでいるかのように感じられることが特徴です。

咀嚼筋の緊張や凝りは、顎の動きを妨げ、食事や話す際の不快感を引き起こす原因となります。

頭痛や肩こりなど全身症状が出る

こどもの顎関節症では、顎以外の部位にも症状が現れることがあります。頭痛や肩こり、首の痛み、耳鳴り、めまいなどが挙げられるでしょう。

これらの症状は、直接顎に関連していないように思う方も多いです。

しかし、顎関節症による影響で起こることがあるのです。特に、顎の不調は頭や首周辺の筋肉に影響を及ぼし、さまざまな不快な症状を引き起こす原因となることがあります。

こどもが顎関節症になる原因

姿勢が悪い子供

こどもの顎関節症の原因は、大人と同様に癖や生活習慣によるものが多く見られます。特に片側噛みやうつ伏せ寝、頰づえといった習慣が、顎に負担をかける原因となります。

食生活の変化も重要な要因です。西洋化やファーストフードの普及により、柔らかい食べ物を摂取する機会が増え、咀嚼回数の減少につながっています。

これにより、顎骨の発育が小さくなり、顎関節や筋肉が弱まると指摘されています。

また、現代のこどもは受験勉強や習い事、スポーツなどにより、ストレスを受けやすくなっています。ストレスは歯ぎしりや食いしばりの原因になることがわかっていますが、歯ぎしりや食いしばりは顎関節症を誘発することがあるのです。

携帯ゲームの影響も見過ごせません。長時間プレイすることで、強い噛みしめやうつむき姿勢を招き、顎に負担をかけることもあります。これにより、こどもの姿勢が悪化しているとも言われています。

そのほかにも、管楽器や木管楽器の演奏、強い衝撃を受けるスポーツや、左右に偏って負担をかけるスポーツなどが、顎への負担となりえます。

こどもの顎関節症を治療する方法

顎関節症の治療

こどもの顎関節症を治療する場合、まずは原因となる生活習慣を改善しなければなりません。加えて、スプリント療法や薬物療法など、対症療法が行われます。

生活習慣の改善

こどもの顎関節症の治療では、生活習慣の改善を通じて症状を軽減させる方法が効果的です。例えば、片側噛みや歯ぎしりなどの習慣を見直し、バランスの良い食生活や正しい姿勢を心がけることが重要です。

顎関節にかかる負担を減らすことができれば、症状の改善につながるでしょう。

スプリント療法

こどもの顎関節症で関節円板のずれや痛みなどの症状が見られる場合、第一選択の治療法としてスプリント治療が行われます。就寝中にマウスピースを装着する治療法で、保険が適用されます。

マウスピースがクッションとなり、就寝中の歯ぎしりや食いしばりから、歯や歯茎、顎関節を守ってくれるのです。

薬物療法

こどもの顎関節症で咀嚼筋痛(頭痛や偏頭痛)や顎関節痛(顎の痛み)が見られ、顎関節の構造に異常がない場合、薬物療法を選択することもあります。消炎鎮痛剤を使用して痛みを和らげることが目的です。

噛み合わせ治療

噛み合わせが原因で子供が顎関節症になっている場合、噛み合わせの治療が必要になることがあります。この治療法では、矯正治療や補綴(歯の修復)が必要とされますが、保険適用外になることが多いでしょう。

矯正治療は、歯並びを正しく整えることで顎のバランスを改善し、補綴は欠損した歯や不適切な歯の形状を修正して噛み合わせを正常に戻します。

こどもが顎関節症になったときの注意点

こどもが顎関節症になったときの注意点イメージ

こどもが顎関節症になった場合、顎関節へのさらなる負担を避けることが重要です。詳しい注意点を確認しましょう。

硬いものを食べない

こどもが顎関節症になった場合、顎関節に負担をかける硬い食べ物は避けるようにしましょう。硬い食べ物は顎関節に大きな衝撃・負担を与え、症状を悪化させる可能性があります。

そのため、柔らかい食品や噛みやすい食材を選ぶことが重要です。硬い食べ物は小さく切るなど、工夫して食べてください。

強い力で顎関節を刺激しない

痛みがあるからといって、マッサージのつもりで顎を強く押すことは避けてください。症状をさらに悪化させる原因になります。

顎関節症の場合、顎への過剰な圧力は逆効果となります。顎の部分を無理に触ることは控え、優しくケアすることが大切です。

口を大きく開けない

こどもが顎関節症になった場合、口を大きく開けないようにしましょう。大きなあくびや広く口を開けることは、顎関節に過度の負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。

そのため、あくびをする際にも口を大きく開けすぎないように意識することが大切です。

こどもが顎関節症になるのを予防する方法

健康な食生活

こどもの顎関節症を予防するためには、成長過程で噛み応えのある食べ物を積極的に摂取し、顎骨の成長を促すことが重要です。奥歯だけでなく前歯を使って噛みちぎる動作も、顎の筋肉をバランス良く使用するために必要です。

しかし、痛みが発生した場合は、顎を酷使しないほうがよいでしょう。顎関節に負担をかけないことが大切になります。

こどもの顎関節症予防には以下の点に注意し、お子さまの行動を見守ることが重要です。

  • 日常生活におけるストレスを軽減させる
  • 常に正しい姿勢を保つ
  • 睡眠時の歯ぎしりを予防する
  • 正しい咀嚼方法を身につける
  • 無意識に歯を食いしばる習慣を改善する
  • 柔らかい食べ物だけではなく、硬い食べ物もバランスよく摂取する

まとめ

小学生の男の子

こどもの顎関節症は、さまざまな原因によって引き起こされます。主に、癖や生活習慣、食生活の変化、ストレスなどが原因とされています。

治療方法は症状や原因によって異なります。主な治療としては、スプリント治療、薬物療法、噛み合わせ治療などが挙げられるでしょう。

重要なのは、顎関節に負担をかけない生活を送ることです。具体的には、硬い食べ物の摂取を控える、正しい姿勢を保つ、ストレスを減らすなどが挙げられます。

こどもの顎関節症予防には、噛み応えのある食べ物を摂り、顎の筋肉をバランスよく使うことが効果的です。また、こどもの行動や習慣を観察し、顎関節症の早期発見・治療に努めることが重要です。

子どもの顎関節症の治療を検討されている方は、東京都八王子市にある歯医者「相沢歯科」にお気軽にご相談ください。