歯周病を予防するためにおすすめしたい3つのポイント

2021年04月10日(土)

むし歯/歯周病

皆さんこんにちは。
八王子駅の歯医者「相沢歯科」 です。

 

今や「国民病」と呼ばれるほど、日本の成人の罹患率の高い歯周病。
ですが、かかっている自覚がない方が非常に多く、気付いたときにはすでにかなり進行しているケースも少なくありません。

今回は、どうしたら歯周病を防ぐことができるか、そのポイントをお伝えします。

 

正しい歯磨きとは

歯周病予防に一番大切なのは、毎日の「適切な歯磨き」です。
人によって、お口の環境や歯並びはさまざま。
ただ闇雲に磨くだけではなく、その方のお口に合った磨き方や、歯ブラシの選び方も大切になります。

歯磨きをする時は、歯の表面だけでなく、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が溜まりやすい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目もしっかり磨くようにしましょう。
プラークは歯周病菌の温床となるので、毎日しっかりブラッシングをして取り除くことが大切です。

 

生活習慣の見直し、ストレスケア

睡眠不足による疲れや、ストレス、喫煙は、歯周病に繋がる大きな原因です。
疲れやストレスを抱えて続けていると、免疫力の低下や唾液の分泌量が減ることで歯周病を引き起こします。
また、タバコに含まれるニコチンは、歯ぐきの血流を悪化させ、免疫力も低下させるため、歯周病になりやすくなります。
規則正しい生活を心がけ、タバコはなるべく控えるなど、基本的な生活習慣を見直しましょう。

 

バランスのとれた食生活

偏った食生活も、歯周病を引き起こす原因になります。
柔らかくて食べやすいものばから選ばず、しっかり噛んで食べる歯ごたえのある食材も取り入れましょう。
また、身体の免疫力を上げるために、ビタミンやカルシウム、マグネシウムが豊富なものを食べるなど、栄養バランスにも気をつけるようにしましょう。

食べたあとは、もちろん歯磨きを忘れずに行なってください。

 

まとめ

多くの方が、歯周病と言うと「歯ぐきがら血が出る病気」程度にしか考えていらっしゃいません。
しかし、ひどくなると歯を支える歯槽骨を溶かして歯が抜け落ちたり、重篤な疾患を引き起こしたりと、おそろしい病気なのです。

このことを理解していただき、歯周病予防の大切さを理解してください。
歯周病はおそろしい病気である一方、日々のお口ケアや生活習慣・食生活の見直し、定期的な歯科検診など、小さなことで防げる病気でもあります。

歯科医院でいろいろなアドバイスをもらえるので、自覚症状がある方はもちろん、最近歯科検診を受けていないという方も、一度歯科医院を受診してみましょう。