コラム COLUMN
自然な噛み心地と評判のインプラント、入れ歯との違いは?
皆さんこんにちは。
八王子駅の歯医者「相沢歯科」 です。
インプラントは、失った歯を補うための義歯の一種です。
かつては義歯といえば、入れ歯やブリッジが主流でしたが、最近はインプラントが人気となっています。
インプラントは、外科手術で顎の骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。
顎に人工歯根を直接埋め込むため、天然歯に近い噛み心地で、固いものでもしっかりと噛むことができます。
また、見た目も自然で、機能面と審美面を兼ね備えた治療法です。
デメリットは、保険診療が適用されないため、治療費が高額になってしまいます。
また、外科手術が必要なため、シニアの方や持病がある方などはインプラント治療ができないこともあります。
入れ歯は取り外し可能な義歯で、一本から全ての歯を失った場合にも対応できます。
インプラントが自由診療しかないのと比べて、入れ歯は保険診療と自由診療のどちらも選択可能で、保険診療の入れ歯であれば、比較的治療費が安く済みます。
また、入れ歯を作る際にはインプラントと違って外科処置は不要で、持病があっても治療することができるため、身体の状態に関わらずどなたでも治療できます。
一方、部分入れ歯は天然歯と比べて噛む力は30~40%、総入れ歯では約10~20%と非常に弱く、しっかり噛みにくいことが最大の弱点です。
その点、インプラントは前述したような構造のために天然歯に近い噛み心地を得ることができます。
また、顎の骨が吸収するため入れ歯が合わなくなり、歯と粘膜の隙間に食べ物が挟まって痛んだり、温度や味が伝わりづらくなったりと、お食事の面で不自由を感じやすくなります。
インプラントは1本ずつ顎に埋め込んでいくため、お食事の際のわずらわしさもありません。
入れ歯との比較でもわかるように、インプラント治療は天然歯のような審美性と噛み心地を得ることができます。
また、取り外しや清掃の面倒もなく、お口の違和感もまったくありません。
さらに、独立して埋め込むため、周囲の健康な歯に負担がかからないのも大きなメリットです。
このように、インプラントには入れ歯にはないメリットが多くあります。
そのため、今までいくら入れ歯を作って調整してもなかなか合わなかった方にもおすすめです。
外科手術の必要があり、費用が高くなるというデメリットがありますが、しっかりメンテナンスをすれば一生使い続けることもできますので、興味のある方は一度ご相談ください。
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